◆(2)天然エキス
★はアレルギーを起こす可能性のあるものを示しています。
しかし、すべての患者に起きるわけではありません。
★には、中毒・肝障害などの内科的危険性のあるものも含んでいます。
・ は、関連物質を示しています。
植物アレルギー(花粉症・口腔アレルギー症候群など)のある患者さんは、特に接触皮膚炎・接触じんま疹に注意が必要です。
処理によって、蛋白質などが変性していることが多く、アレルギー性については減っていることも多いが、かえって強くなっていることもあります。
天然エキスは化粧品・外用剤・保湿剤などに含まれます。
が、医学的根拠不十分のサプリメントとしても用いられています。
大量に摂取すると、薬害を起こすものがあります。
また、本来、青酸配糖体(アミグダリン)のように毒のものもあります。
下記のようにいろんなものに分類されます。
(1)ポリフェノールpolyphenol
フェノール基にヒドロキシル基で重合した植物成分の総称です
フラボノイド・クロロゲン酸・エラグ酸・リグナン・クルクミン・クマリン・アントラキノンなどです。
(2)タンニン★tannin
蛋白・アルカロイド・金属イオンと結合し難溶性の塩を形成する化合物の総称です。
加水分解されますと、没食子酸とグルコースに分解されます。
他にガロタンニン・エラジタンニン(加水分解でエラグ酸)と縮合型です。
ポリフェノールに相当します。
収斂・渋み・止瀉・整腸作用があります
(3)フラボノイドflavonoid
いわゆるポリフェノールの一種です。
クマル酸CoAとマロニルCoAが重合してできた植物二次性代謝物の総称です
アントシアニン・カテキン・タンニン・フラバン・ルチンなどが含まれます。
(4)アルカロイド★alkaloid
窒素原子を含み、多くは塩基性の天然又は合成有機化合物の総称です
以下の三種に分類されます。
毒性・アレルギー性のものが多数含まれます。
一方、毒は薬の原料ともなっています。
1. 真正アルカロイド(複合環に窒素を含みアミノ酸起源のものです)
アトロピン・ニコチン・モルヒネ・コニイン・マトリン・キニジン・セロトニン・レセルピン・ヒスタミンなど
2. 不完全アルカロイド(複合環のないものです)
メスカリン・アドレナリン・プトレシン・スペルミジン・カプサイシン
3. 偽アルカロイド(アミノ酸起源でないものです)
テルペン様アルカロイド(アコニチン)
ステロイド様アルカロイド(ソラニジン)、
プリン様アルカロイド(カフェイン・テオプロミン・テオフィリン)、
キンポウゲ科・ケシ科・ナス科・ヒガンバナ科・マメ科のものが多いようです。
(5)テルペン★terpene(イソプレンを構成単位とする炭化水素です)
テルペノイド★は、テルペンにカルボニル基などの官能基がついたものです。
コレステロール、スクアレン、VA、VD、ゴムなどがあります。
イソプレンの数でモノテルペン(C10)・セスキテルペン(C15)・ジテルペン(C20)・四環系トリテルペンなどに分けられます。
1. 非精油系モノテルペンmonoterpene
1個のイソプレンから構成されます。
環を含むものと含まないものがあります。
limonene、menthol、geranial・citral、thymol、paeoniflorin、paeoniol、iridoid(catalpol、catalposide、geniposide(サンシン)、audubin、secoiridoid(gentiopicroside(竜胆)、gentiopicroside、swertiamarin
2. セスキテルペンsesquiterpene
3個のイソプレンから構成されます。
環を含むものと含まないものがあります。
ソウジュツ(eudesmol、hinesol)、aractylon、カミツレ(bisabolol、chamazulene)、モッコウ(costunolide)、コウブシ(cyperone)
3. トリテルペンtriterpene
ニンジン(ginsenoside)、ショウマ(cimigenol)、タクシャ(alisolA)、タイソウ(zizyphus saponin)、ブクリョウ(eburicoic
acid、pachymic acid)、カンゾウ(glycyrrhizin)、サイコ(saikosaponin)、セネガ(seneginU)、キキョウ(platycodin)
4. ジテルペンditerpene
4個のイソプレンから構成される。
環を含むものと含まないものがある。
マキ属(sclarene)、アビエチン酸(abietic acid、松脂主成分)
5. 四環系トリテルペン
ステロイドと似ています。
eburicoic acid(ブクリョウ)、pachymic acid
(6)精油(揮発性のある油状物質、香料)
詳細は、香料の項目を見て下さい。
(7)サポニン★saponin
サポゲニンの配糖体の総称です。
親油・親水性で、界面活性剤でもあります。
ステロイド骨格を含んでいます。
細胞膜破壊・発疹などの問題点があります。
多数の植物に含まれています。
豆類・ジギタリス・ウチワサボテン・キキョウ・オリーブ・ブドウ果皮・トチノキなどに含まれます。
(8)エステル(低級脂肪酸と低級アルコールのエステルは果実臭多い)
ethyl acetate(西洋なし臭)、
methllactate(リンゴ臭))
(9)配糖体★(glycoside、糖の一部がaglyconeで置換されたものです。毒性の強いものがあります)
・フェノール配糖体(アルブチン・サリシン)、
・クマリン配糖体、
・フラボノイド配糖体(ダイジン・ルチン・ヘスペリジン)、
・アントシアニジン配糖体(シアニン)、
・アントラキノン配糖体、
・インドール配糖体(インジカン)、
・青酸配糖体(アミグダリン)、
・強心配糖体(ジギトキシン)、
・アルカロイド配糖体(ソラニン)など)
@. 動物性
コエンザイムQ10・ユビキノンubiquinone(肉魚に含まれる脂溶性ビタミン様物質テルペノイド、電子伝達系補酵素、心血管系)
ローヤルゼリーエキス(ミツバチが花粉を食べ、体内で合成、上顎・下顎の分泌線から出るクリーム状物質、女王蜂の食べ物、生・乾燥・調整(生が1/6以上、乳頭・ハチミツを加えたもの、
・ロイヤルラクチン(主要蛋白質)、抗老化・抗アレルギー、循環改善)、ローヤルゼリーに分類)
A. 植物性
●地衣類・キノコ類・シダ植物
・アイスランドモス@(ウメノキゴケ科エイランタイ、食品香料)、
・アンズタケ★@(アンズタケ科、食用、アプリコットの香り・乾燥で強くなる、まれに猛毒のアマトキシン類・ノルカベラチン酸)、
・シイタケ★@(キシメジ科・ホウライタケ科、保湿・美白・降圧・免疫活性化(β-glucan)、生食でシイタケ皮膚炎)、
・マツホド(サルノコシカケ科の菌核、ブクリョウ、batiman(多糖類)、eburicoic acid、利尿・抗炎症・抗潰瘍)
・スギナエキス(シダ植物トクサ科ツクシ、エセトニン・イソクエンセチン、保湿・収斂・花粉症対策)
●イチョウ科
・イチョウ@★(裸子植物イチョウ目イチョウ科ぎんなん、酪酸・ヘプタン酸・ギンコール酸、循環改善・抗凝固・インスリン低下、接触皮膚炎、ウルシオーの類似成分)、
●クルミ科
・クルミ★@(クルミ科ウォルナッツ、コトウ、滋養強壮・鎮咳。クルミアレルギー、アナフィラキシーショックの報告も)、
●マメ科
・アカツメクサ花エキス(マメ科レッドクローバー、イソフラボン、髪をなめらかにツヤ)
・アスパラサス・リネアリス(ルイボスティー)(マメ科レッドブッシュ、flavonoid、manganaspalathin、rutin、orientin、dihydroisoorientin、SOD作用・抗アレルギー)
・アズキ@(マメ科、antocyanin、saponin(鎮咳・抗菌・抗炎症・血糖値↓)、flavonoid(抗酸化))、
・エビスグサ@(マメ科ロッカクソウ、利尿)、
・カンゾウ根エキス★(マメ科、グリチルリチンglycyrrhizin含む、flavonoid(liquiritin、isoliquiritin)、抗炎症・抗アレルギー、ステロイド様作用)、
・グリチルリチン酸2K★(グリチルリチンglycyrrhizinの誘導体、水溶性)、
・グリチルレチン酸★(グリチルリチン酸を酸で分解)、
・グリチルレチン酸ステアリル★(油溶性)、
・β-グリチルリチン酸★(甘草由来のテルペノイド誘導体、抗潰瘍・去痰)、
・グリチルリチン酸★:ジカリウム(甘草由来のテルペノイド誘導体、抗潰瘍・去痰、高血圧・浮腫の副作用)、
・リコリスw(マメ科スペインカンゾウ)、
・クジン(マメ科クララ、駆虫薬・健胃・利尿・止瀉)
・クズn(マメ科葛根、puerarin(isoflavon配糖体)、daizein、血糖↓・抗炎症・女性ホルモン作用・解熱鎮痛・肝障害改善)
・グルコシルルチン(マメ科エンジュの花、タデ科ソバからルチンにグルコース付加)
・センナ@(マメ科ジャケツイバラ亜科、下剤、sennosideA,B)、アレキサンドリアセンナ、チンネベリセンナ
・フジ★(マメ科、樹皮から、イソフラボン誘導体(westin、westarin、tannin)、発がん抑制・消炎・止瀉、毒性(cytisine呼吸抑制、wistarin))
●キラヤ科
・キラヤ@(マメ目キラヤ科、saponin)、
●ヒメハギ科
・セネガn@(マメ目ヒメハギ科、seneginU、去痰・鎮咳、senegasaponin(Glu吸収抑制))、
●ウリ科
・アマチャヅル@(マメ類ウリ目ウリ科、d-フィロズルチン(甘味成分)、消炎・保湿・咳止め、saponine)、
●バラ科
・アーモンド油★(バラ科アーモンド種子扁桃油、酸化されやすい、保湿剤・エモリエント剤、oleic acid、接触皮膚炎)
・エイジツ(バラ科ノイバラ、果実、flavonoid(multiflorin/下剤)・tannin)
・クインスシードエキス(バラ科マルメロ、保湿・収斂)
・クサボケfr@(バラ科モッカ、鎮痛・咳止め・利尿・疲労回復)、
・サンザシ@(バラ科、鎮静・強心、ホーソーン)、
・セイヨウダイコンソウ@(バラ科ゲウム属、gain(配糖体)、浮腫・夜泣き)、
・ノイバラエキス(果実、紫外線による炎症抑制)
・ビワの葉エキス★(バラ科、血流促進、saponin、tannin、接触皮膚炎多い)
・ホンアンズ★(バラ科キョウニン、アミグダリン(青酸中毒、分解でbenzualdehyde)、oleic acid・liリノール酸、estrone、estradiol-17-β-ol、emulsin(アミグダリンの分解酵素)、鎮咳・解熱)
・ワレモコウエキス★r(バラ科、抗菌・消炎・収れん・チロシナーゼ活性阻害、tannin、saponin)
●カタバミ科
スターフルーツ★@(バラ類カタバミ目カタバミ科キャランボラ、食用果実、シュウ酸含有)、
●クロウメモドキ科
ナツメfr@(バラ目クロウメモドキ科大棗、ナツメヤシは別種、ziziphin(甘味感覚減らす)、強壮・鎮静)、
●アブラナ科
・ウォータークレス@(バラ類アブラナ目アブラナ科オランダカラシ・クレソン、sinigrin(辛味成分))、
●ブナ科
・クリ@(バラ類ブナ目ブナ科チェスナッツ、リツモウキュウ、tannine、媒染剤)、
●カバノキ科
シラカバエキス(ブナ目カバノキ科、葉・樹皮、saponine・tannine・flavonoid、柔軟・保護・収斂)
●クワ科
・クワ@(バラ目クワ科マルベリー(果実)、ソウハクヒエイ、葉に1-deoxyojirimycin(α-グルコシダ−ゼ抑制し血糖値上昇抑制))、
・ホップエキス(クワ科ホップ、保湿・抗菌・鎮静・アンチエイジング・脱毛予防、tannin、flavonoid、精油(fumuron))
●グミ科
ウミクロウメモドキ(バラ目グミ科、ヒッポファン油、抗酸化・保湿)
●ブドウ科
ブドウ種子油★(バラ類ブドウ目ブドウ科、アントシアニン、さっぱりした液体、酸化安定性、柔軟・エモリエント剤・保湿、接触皮膚炎)
●アオイ科
・アルテアn(アオイ目アオイ科ビロードアオイ、キシラン・ガラクタンを含む、軟化・消炎)
・マロー@(アオイ科ゼニアオイ、緩下・抗炎症、tannin)、
●フウロソウ科
・ゲンノショウコ@(バラ類アオイ類フウロソウ科フウロソウ科フクロソウ、geranine(tannine)、flavonoid、健胃整腸止瀉)、
●フトモモ科
・カイニンソウ(マクリ)@(フトモモ目フトモモ科、紅藻の一種、暖流域の海底に、駆虫薬)、
●ミソハギ科
・ザクロ★@wnfr(フトモモ目ミソハギ科グレナディン、pelletierine、isopelletierine、tannine、駆虫薬・下痢・下血・保湿・抗菌・抗酸化、多量摂取で中毒)、
ヘンナ@(バラ類アオイ類フトモモ目ミソハギ科、染料(lawsone(赤、UV吸収剤)、hennotannic acid(red))、整腸)、
●ボタン科
シャクヤク@(ボタン科、paeoniflorin、paeonol、鎮痛・抗炎症・こむらがえり・更年期障害・血管拡張・抗菌)、
●ムクロジ科
・ガラナ@(ムクロジ科、caffeine、tannine、疲労回復)、
●ミカン科
・ウンシュウミカン★(ムクロジ目ミカン科陳皮、hesperidin、limonene、cineflin(交感神経作動薬)、中枢抑制・健胃・抗・炎症)
・オウバクエキス(ミカン科、キハダ、alcaloid(ベルベリン、抗菌・抗炎症)・flavonoid、樹皮)
●ニガキ科
・クワッシャw@(ムクロジ目ニガキ科ニガキ、quasin)、
●トチノキ科
マロニエエキス★(ムクロジ目トチノキ科セイヨウトチノキ、saponin・flavonoid・アントシアニン・エスクリン(UV吸収)、抗酸化・殺菌・収斂)
●キク科
・アルニカfl@(キク類キク目キク科、抗炎症・保湿・収れん・血行促進・育毛・キズ薬、carotinide、flavone、tannine、triterpenoide)、
・アンティチョーク@(キク科チョウセンアザミ・キクイモ、cynarine(甘味誘導・解毒))、
・インチンコウ★(キク科、カワラヨモギ、flavanoid・tannin・pinene)
・オランダセンニチ@(キク科、spilantol、消炎・消化・鎮痛)、
・キク@(キク科菊のり、めまい・耳鳴・腰痛・咳止め)、
・ゴールデンロッド@(キク科アキノキリンソウ、saponine、tannine、flavonoid)、
・コルツフートg@(キク科フキタンポポ、鎮咳去痰・喘息、flavonoid、mutin、tannine)、
・ソウジュツn(キク科ホソバオケラ、中枢抑制・胆汁分泌・抗胃潰瘍・利尿、eudesmol、hinesol)
・タンポポn@(キク科蒲公英dandelion、苦味健胃・消炎・解熱・利尿・HCV抑制、taraxasin、tannin)、
・チコリ@(キク科、エンダイブの近縁種、inulin(血糖↓)、lactucopicrin(sesquiterpenlactone一種、レタスにも、苦味・鎮静・鎮痛・抗マラリア))、
・トウキンセンカ(キク科、花、tannin・triterpenoid系saponin)
・モッコウ(キク科、costunolide、芳香性健胃)
・マリーゴールド@(キク科、防寄生虫(terthienyl)、helenien(暗順応改善薬アダノールの有効成分))、
・アカヤジオウ@(ゴマノハグサ科、漢方原料、地黄、イリドイド配糖体cathalpole)、
●カキノキ科
・カキノハエキス(キク類ツツジ目カキノキ科、カテキン・ルテン・没食子酸・tannin(渋み)、消臭・ラジカル除去)
●ツバキ科
・カテキンcatechin★(ツツジ目ツバキ科チャノキ、flavonoid、C15H14O6、茶の渋み成分、酸化重合するとタンニンになる、epicatechin、epigallocatechin、epicatechin
gallate、epigallocatechin gallateの4種、降圧・血糖↓・抗酸化・抗菌・老化抑制・抗ガン・抗アレルギー、肝障害)
●セリ科
・センキュウ@(キク類セリ目セリ科、kunidelide、ligustilide、補血・強壮・鎮静・鎮痛)、
・ボウフウ★n(セリ科、coumarin(肝毒性、合成品あり)、抗炎症・降圧・中枢抑制・抗潰瘍・免疫活性化)
・ミシマサイコ@(セリ科、柴胡、漢方原料)、
●ウコギ科
・ウコギ@(セリ目ウコギ科、鎮痛・循環改善)、
・エレウテロコック@(ウコギ科シベリアニンジン、強壮・鎮痛・抗炎症)、
・オタネニンジン@(ウコギ科、オタネニンジン(朝鮮人参)、野菜のニンジンはセリ科、ginsenoside Rb1(saponinの一種)、脱毛・ふけ予防・代謝血行促進・糖尿・動脈硬化)、
・カロットエキス(ニンジン)
●レンブクソウ科
・エルダー@(キク類マツムシソウ目レンブクソウ科ニワトコ、若菜で下痢・嘔吐、果実酒、湿布剤・糖尿病)、
●スイカズラ科
・キンギンカ(キク類マツムシソウ目スイカズラ科スイカズラ、抗炎症・抗菌、クロロゲン酸・saponin)
●マンサク科
ハマメリス@(ユキノシタ目マンサク科ウィッチヘーゼル、tannin、saponin、収斂・抗菌・創傷治癒)
●シソ科
・イヌゴマ@(キク類シソ目シソ科ベトニー、鎮静・血行促進)、
・オウゴン根エキス@n(シソ科コガネバナ、flavonoid(baicallin)、抗炎症・抗アレルギー・チロシナーゼ阻害・抗菌・収斂)
・シソエキス★(シソ科、perillaldehyde、limonene、apigenin、shisonin、luteolin、ursolic acid、rosmarinic acid、抗アレルギー作用・抗鬱作用・抗酸化)、
・ヒキオコシエキス(シソ科ヒキオコシの茎葉、血行促進・新陳代謝高める)
・ローズマリーエキスg,fl★(シソ科マンネンロウ、血行促進・抗酸化、diterpenoid(ロズマノール・カルノソール・エピロズマノール)・cineole・borneal・campher・limonene)
・アンゴラウィード@(シソ目ハマウツボ科寄生植物、サバンナの雑草・駆除困難、40種以上の一つ)、
・コゴメグサ@(シソ目ハマウツボ科アイブライト、咳・蓄膿・鼻炎)、
・アルカンナn@(シソ目ムラサキ科、収斂)、
・ルリジサ@(シソ目ムラサキ科ボリジ、強壮・抗不安・染料(マドンナブルー)、保湿)、
・コンフリー★@(シソ目ムラサキ科ヒレハリソウ、抗潰瘍、大量で肝静脈閉塞性疾患・肝障害・肝ガン(echimidine(pyrolizine alkaloid)による))、
・レンギョウ@(シソ目モクセイ科、消炎・解熱・抗菌排膿、triterpene、monoterpeneglycoside、lignane)、
●オオバコ科
・オオバコ@(シソ目オオバコ科、plantamajoside、plantajinin、aucubin、ブランテン)、
●ナス科
・クコ@(シソ類ナス目ナス科ジコッピ・クコシ、疲労回復・消炎・利尿・降圧)、
・ゴジベリー★fr(ナス科クコの実、β-carotine、lutin、betaine、解毒・免疫調整・降圧・アンチエイジング・蛋白分解酵素・ソラニンに似た成分)、
●リンドウ科
・ケンチアナ(シソ類リンドウ目リンドウ科、gentiopicroside、健胃苦味)
・センブリ(リンドウ科、swertiamarin、健胃苦味)
・リュウタン@(リンドウ科竜胆、gentiopicroside、健胃苦味・尿路疾患)、
●キョウチクトウ科
・ギムネマシルベスタ@(キク類リンドウ目キョウチクトウ科ホウライアオカズラgymnemic acid(配糖体、抗甘味)、saponin(血糖↓))、
●アカネ科
・クチナシ★@fl(リンドウ目アカネ科サンシン、ジャスミンのような香り黄色食用色素として広く使用、美白・抗炎症、サンシンは加味逍遙散、黄連解毒湯、辛夷清肺湯などの漢方に含まれ、長期(5年以上)内服すると腸間膜静脈硬化症が起きることがある)、
●タデ科
・イタドリ@(ナデシコ目タデ科、鎮痛・利尿)、
・ギシギシ@(タデ科ヨウテイ、緩下剤)、
・ダイオウ@(タデ科大黄ルパーブ、消炎・止血・緩下、sennoside)、マルバダイオウ@(タデ科大黄、消炎・緩下)、
・ツルドクダミn@(タデ科カシュウ、強壮剤・消炎・整腸・降圧・黒髪作用、crysophal(anthoraquinon)、emodin)、
●ヒユ科
イノコズチ@(ナデシコ目ヒユ科牛膝、利尿・強精・堕胎)、
●キンポウゲ科
・オウレン根エキス@n(キンポウゲ目キンポウゲ科、苦味・健胃・整腸・止瀉・抗菌・抗炎症(ベルベリン))
・クレマティスエキス(キンポウゲ科コボタンズル、抗脂漏・抗炎症・保湿、tannin、saponin)
・サラシナショウマ@(キンポウゲ科升麻、解熱・解毒・抗炎症)、
・ハナトリカブト★(キンポウゲ科附子、aconitin、mesaconitin(毒性のあるalkaloid、加工前に存在)、加熱で分解benzoyl acone、benzoyl mesaconinに変化低毒化。鎮痛・強心、劇薬)
●アケビ科
・アケビ@(キンポウゲ目アケビ科、利尿・抗炎症)、
●メギ科
・イカリソウ@(キンポウゲ目メギ科、精力剤有効成分イカリイン、epimedin、magnofurin、強壮・不眠)、
・ナンテン★@(メギ科南天葉、健胃・解熱・鎮咳、シアン化水素が微量含有、alcaloid(higenamin、isocolizin、domesticine(鎮咳、神経麻痺)、nantenin、nandine)、配糖体(nandinoside、トラニラストは派生体))、
●ケシ科
・エンゴサク★@(キンポウゲ目ケシ科、corydaline(中枢神経抑制)、dehydrocorydaline、tetrahydropalmatine(中枢抑制、抗炎症)、protopine(呼吸麻痺・痙攣))、
●トケイソウ科
・パッションフラワー(時計草、トケイソウ科、精神安定・鎮静)
・パッションフルーツ@(キントラノオ目トケイソウ科クダモノトケイソウの実、精神安定・鎮静・鎮痛・降圧)、
●モクレン科
・ホオノキ(モクレン目モクレン科厚朴、magnolol、magnocourarin、筋弛緩・抗痙攣・鎮静・抗潰瘍・抗炎症・抗菌)
●イネ科
・γ-オリザノール(米胚芽から、フェルラ酸とステロールが縮合、ビタミン誘導体、皮脂分泌を促す・更年期障害・コレステロール吸収抑制・遮光)
・クマザサエキス(イネ科、抗菌、白く枯れて隈取る)
・ササ★@(イネ科、抗菌、ササの実で麦角中毒)、
・ハトムギ(イネ科、トウモロコシに近い、ヨクイニン、coikuseranoide)、
●ススキノキ科
・アロエベラ★@(ススキノキ科、ムコ多糖類、消炎・抗菌・保湿、aloin、acethylmannan、anthorakinonCglycosid、anthron、接触皮膚炎)
・キダチアロエ★@g(キジカクシ目ススキノキ科、大腿の色素沈着・胃炎・子宮収縮・接触皮膚炎、健胃・下剤、aloin(アントラキノン配糖体、苦味・緩下・殺菌)、aloe-emodin(子宮収縮))、
●ユリ科
・アミガサユリ@(ユリ目ユリ科バイモ、鎮咳・去痰)、
・ジャノヒゲ(ユリ科麦門冬、steroidsaponin(ophiobogoninA-D)、homoisoflavonoid(ophiobocononA-B)、抗炎症・抗アレルギー・咳↓・血糖↓・抗菌)
●ショウガ科
・グレインオブパラダイス@(単子葉類ショウガ科ガーナ産、gingerol、shogaol、paradol、咳・気管支炎)、
・ゼドアリー@(ショウガ科ガジュツ、ウコンの近縁種、芳香健胃・美白・抗炎症)、
●オモダカ科
・オモダカ@(単子葉オモダカ目オモダカ科タクシャ、クワイと同じ科、利尿)、
●サトイモ科
・カラスビシャク(単子葉類オモダカ目サトイモ科半夏、3,4-dihydroxybenzualdehydediglucoside(えぐ味)、homogentiginic
acid、ephedrin、鎮吐・鎮咳去痰・鎮静・抗潰瘍)
●ヤシ科
・ラタニアエキス@(単子葉類ヤシ目ヤシ科、クラメリアトリアンドラ根エキス、口内炎、tannin、benzofran、methyltyrosin、収斂・抗菌・止血・抗炎症)
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