**コラム**


2011年 3月11日(金) 

日本名字家系大事典(東京堂出版)によると、都道府県別ベスト30姓で、
和歌山県のそれは、
1.山本、2.田中、3.中村、4.松本、5.前田、6.林、7.谷口、8.岡本、9.宮本、10.坂本、11.山田、12.木村、13.吉田、15.鈴木、16.井上、17.中西、18.山崎、19.玉置、20.和田、21.森、22.久保、23.榎本、24.上田、25.山下、26.田村、27.木下、28.南、29.山口、30.辻。
となっている。

小学校はあまり覚えていないが、中高の同級生をを見回して、なるほどと納得。

アトピー性皮膚炎で多い名前はあるかとなると、今のところ不明。
遺伝的要因が関与しているところもあり、全国的に疫学調査すれば、何か分かるかもしれない。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく アレルギー特別捜査官(4)


2011年 3月10日(木) 

昨日今日と東北三陸沖で地震。
直下型でなく、プレートのひずみからくる巨大地震がやってくるのではと心配。
日本列島が日本海溝に沈むのではと。


アレルギー特別捜査官のこれまでの登場人物のせめて名前その他くらいはということで。

山本春菜はるな 22歳 和歌山県警南警察署交通部交通指導課の2年目ミニパト係
田中秋蘭あきらん 23歳 同上
中村健二 45歳、隣のコンビニのおじさん。大家さんでもある。
松本大介 22歳 和歌山大学システム工学部4回生。
E 59歳 アレルギーの変人先生。
前田松太郎 53歳 和歌山県警南警察署交通部交通指導課課長。本人の知らない通称MM。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく アレルギー特別捜査官(4)

秋蘭「この車のフロントガラス、汚いわねえ。花粉のシャワーに入ったみたい。」
春菜「わたしの鼻はなんともないわよ。」
秋蘭「あなたの鼻って、ほこりや花粉にも反応するの?」
春菜「E先生とこの検査では、陽性よ。」
秋蘭「それでしたら、あなたの鼻のご意見は?」
春菜「わたしの鼻にお伺い立てましたところ、バツがついて世の中が嫌になり、2週間ほどお風呂に入っていない和歌山県立桐陽高校の数学の先生というところね。もしかすると英語の先生かな。」
秋蘭「あなたの鼻、ほんと、すごすぎて、中で曲がってるんじゃないこと。」


2011年 3月9日(水) 二枚舌

沖縄人はうそつきだ。という日本専門家の米人の意見。
日本人は二枚舌で、本音と建て前を使い分ける。というのは昔からある話。

率直な意見は嫌われる。
直接他人の利害にかかわる話は避ける。
沈黙は金。

交差点、みんなで渡れば恐くない、のだ。
最初の一人はのたれ死に、というところ。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく アレルギー特別捜査官(3)

春菜「昨日、課長にその日の報告していたら、突然あたしの口が腫れて、鼻水がたらたらになって、涙が雨のようにね。」
大介「課長の顔が昔のタマネギになったのか?」
春菜「よくわからないのよね。花粉やペットを吸ったわけでなし。特別何かあったわけでもなくて。」
大介「ふーん。奇々怪々の謎か。」
春菜「相棒は、課長が私の胸を見てよからぬことを想像したせいというのだけれど。」
大介「ふーん。それって、俺は人畜無害ってことかい。」


2011年 3月8日(火) ワクチンのつづき

さらにワクチンのつづき

今日の新聞にも、ヒブワクチンとBCGを同時接種して突然死した乳児例が報告されていた。
BCGはアジュバント効果のあるものを選べといえば最右翼。
マウスに完全フロインドアジュバント(結核菌成分を含む)と卵抗原を皮下注すると、マウスに卵アレルギーができる。

当科でもワクチンのあとで発疹ができたという患者はたくさんいる。
感染症にかかって、それがよくなったころに発疹できたという患者はもっとたくさんいる。

もともと細菌ワクチンの方が抗原性は強い。スーパー抗原としての機能もウイルスより強い。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

亭主A「最近疲れ気味で何やるのもしんどくてねえ。」
知人B「元気の出るワクチンが必要だな。」
他人C「補中益気湯
ほちゅうえっきとうでもよさそうだ。」
嫁さんD「あっちのほうにはどれがいいかしら。」


2011年 3月7日(月) ワクチンの有効性

ワクチンのつづき。

ワクチンをすれば、ある程度の確率で副作用が起きる。
その副作用の確率が、その病気にかかったときの不利益より低ければ、そのワクチンをする値打ちがあるという。一見正しそうな話ではある。
しかし、この中には、そのワクチンの効果・有効性とそのワクチンのコストは入っていない。

まず、ワクチンすれば全員に効果があるということが前提になっている。

インフルエンザのワクチンしてもインフルエンザにかかる子供も多いが、たいていは軽くて済むということでワクチンの効果はあったということになる。
生後2ヶ月の乳児ではどの程度有効なのかということだが、母集団に対する疾患の頻度が低いため、評価は難しいのではないか。
つまり、何千何万に一人くらいの病気に対する効果をみるとき、ワクチンを施行したグループとしていない対照群をそれぞれ何万人も用意しなければならない。
その効果判定も、何年にもわたって追跡して観察する必要がある。
それだけに、発売メーカーの偽装や作為が介入する可能性がある。投資して効果なしの判定というのは、最初からありえない。

同じことは子宮頸がんワクチンにもいえる。
まず、根拠となった論文が探したが、私には見つからない。
パピローマウイルスはイボのウイルスで、イボは一度つくとなかなかよくならず、液体窒素を繰り返してもとれないものが多い。
おまけにイボは何回でも再発する。免疫ができても不完全なのか、長持ちしないということだ。

最低3回接種しないと免疫ができない。3回しないとということは、免疫ができにくいということ。3回分もうかるし、1回だけでやめたワクチン接種した人が発症してもいいわけにもなる。

ホストの免疫を回避するメカニズムも働いていおり、そんなウイルスに本当にワクチンが有効なのかということ。
何十年か先になって、こんなもの何の足しにもなっていないという結果が出ても不思議ではない。
外国のワクチンメーカーの脅しと陰謀かもしれないが、忘れた頃に結果が分かるなどというものは、たいていは眉にツバがついている。

とにかく子宮体がんと子宮頸がんを同列に扱っているのがおかしい。頸がんの0期やT期は単なるイボで、切除すれば終わりではないのか。

外国ではBCGはしていない。効果なしということで。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

男1「外国には鼻に吹き付けるワクチンがあるそうだ。」
男2「鼻水が出そうな話だね。」
母1「おしりから入れるワクチンはないの。」
妻1「それって、便秘のワクチン?」


2011年 3月6日(日) 低年齢にワクチンをする問題点

昨日のワクチンの続き。

私自身専門家ではないが、まず、生後2ヶ月の乳児にワクチンしてどの程度効果があるのかということ。
1歳くらいの子供でもインフルエンザのワクチンしていてもインフルエンザにかかるケースは多い。確かに、していない場合より軽くて済むからよいが。
それでも低年齢の乳児に繰り返してワクチンすることに問題点はないのかということ。

B型肝炎ウイルスは低年齢で感染すると、キャリアになりやすいといわれる。
つまり、ホスト(人)の免疫系に影響を受けずに共存する状態になるということ。
つまり、免疫回避反応が起きるということだ。

同じようなことは、結核菌、ヘルペス属のウイルスなどでも起こっている。
感染しても症状がない状態、すなわち、不顕性感染ということでもある。

そんな免疫回避反応が抗原の種類によってはアレルギー反応となり、乳児突然死症候群SIDSとなっていないのかといこと。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく   アレルギー特別捜査官(2)

健二「駐車
ちゅうしゃ違反専門の君が、注射ちゅうしゃ器と覚醒剤をみつけたんだって、お手柄だね。どうしてそうなったのだい?」
春菜「相棒と違反車をのぞいていたら、後ろ座席の足元に箱があってね。何かなと思ったのよ。で、突然眼がはれて、涙が出て、鼻水だらだらってわけ。えい、それならと、何でもカギでドアを開けて、ブツを発見したということ。」
健二「ほー。」
春菜「おかげでえらい迷惑。勝手に調べたって上司にどやされて・・」
E「それで、アレルギーがよくなれば結構なこと。治療はクスリよりも、原因除去に限る。」


2011年 3月5日(土) ワクチンで死亡例

今日、ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンで4名の死亡例が新聞に。

数日前から肺炎球菌ワクチン三種混合ワクチン後に死亡した例があり乳児突然死症候群の可能性もあるという報告があり、さらにヒブワクチンと三種混合ワクチンを同時接種後死亡した乳児の報告があった。

もともと乳幼児はワクチンしてもつきにくく、効果を確実にするためもあり、三種混合ワクチンDPTような不活化ワクチンは追加を含めて4回、MRワクチンのような弱毒生ワクチンでも2回施行している。
乳児ほど接種してもつきにくく、ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンは生後2ヶ月ころから始めて4回くらい接種している。

回数があまりに多くて大変ということで、危険性の調査もせずに、同じ日に注射の場所を少しだけ離して違うワクチンをまとめてやっている。
DPTで3種、1種類細菌が増えたってどうってことはないということかもしれないが。
最近の乳幼児は白衣をみるとますます怯えるようだ。もちろんワクチンのせいで。

今年のインフルエンザワクチンは3種類も入っていたせいか、大きく腫れた患者が多かった。もしかすると、ショックを起こした患者も例年より多かったかもしれない。

異物に対する生体防御機能としての免疫反応の中で、過剰・異常なものをアレルギーいう。
そんな異物の代表はウイルスや細菌。
それはワクチンでも同じで、生ワクチンの方がアレルギーも多い。

特にそんな抗原に対してアレルギーを起こすような免疫担当細胞や抗体がすでに存在すると、ワクチンでアレルギー性の異常が起こって当然。
DPTでも追加のときに最もアレルギー反応が起こりやすい。
アレルギー性の免疫ができた状態に抗原を注射するようなもの。
つまりもっとわかりやすくいえば、卵のワクチンで卵アレルギーができた患者に卵を注射するようなもの。

また、細菌ワクチンを混合すると、相互にアジュバント効果を示し、当然アレルギーが起こりやすくなる。
何回かあとの回になるほど起こりやすくなるはずだ。

安易なワクチン産業の犠牲者といったところ。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

A「女の人って、彼から毎晩異物をもらって大丈夫なのかしら?」
B「大丈夫なわけないでしょ。彼の異物のおかげで、みてよ、このでっかいおなか。」
C「ほんと、
アナフイラキシーショックよ、ね」
A「もしかすると、そんな異物のおかげで免疫が活性化されているかもよ。元気のみなもとになっているかもよ。」


2011年 3月4日(金) 携帯カンニングはお父さん次第

携帯電話でカンニングした愚かな予備校生。というのは簡単。
成績のよくない子供を持った東大卒父親なら、子供が送ってきた問題を解いて、メールで返すことはありそう。
勉強しない息子を跡継ぎにしたい医師ならもっとありそうな話。
今回、一人でここまでできることを証明した。
父母が協力すれば、恐らく完璧。おまけに違法とされる法律もない。

ただ、ハッカーのような行為を違法とする法律ができると、それが悪い政府に悪用されないか心配。
言論の自由が侵されるくらいなら、そんな法律はない方が賢明。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく  アレルギー特別捜査官(1)

春菜「私の鼻、最近へんなの。」
秋蘭「スギの花粉症になったということ?」
春菜「外出すると、いろんなところで臭うのね。とくに、お役所や警察署に行ったときなんか、くしゃみと鼻水がでて、どうしても止まらないの」
大介「まるで、悪人センサーみたいじゃないか。アレルギー特別捜査官ってところだね」
秋蘭「お役所にそんなに悪人がいるの。国会じゃなくて。」
大介「国会議事堂なら、入ったとたんに、アナフィラキシーショックさ。ご愁傷様。」


2011年 3月3日(木)  3333年3月3日のおひな祭りまであと1322年、私は死んでいる。

薬だけもらうと安く済む

相変わらずひまなのは変わらないが、ひまで誰もいないのに、診察なしでクスリだけ下さいという患者がいる。誰もいないからすぐに診察できますといっても、急いでいるからといってクスリだけ下さいと。

現在、再診料70点(700円、3割負担で210円)、外来管理加算52点、院外処方箋料68点、全部で190点というのが当院の収入で、薬に関係したものは収入に入らない。
診察なしになると、外来管理加算52点がなしで、本人負担が3割負担で156円、当科での支払いが少なく済む。

アトピー性皮膚炎などの皮膚科指導料がある場合、月1回だけ算出されるその指導料100点が、診察がなければなしで済んで、3割負担でさらに300円安くなる。
ということで、アトピー性皮膚炎や慢性じんましんの患者はくすりだけもらえば、456円安く済むことになる。
おまけに、クスリを何ヶ月分も欲しいという。一家でつかっていてということ。仕方ないか。和歌山は不景気。

ところで、内科なら、内科指導料・管理料はいろいろあって、はるかに点数が高く、100点どころではない。
当科でも内科でもらう同じ血圧の薬をどうしても診察なしでよこせというキレルと恐い患者様がいる。スタッフが怖がってどうすることもできない。和歌山はどこも不景気なのだ。優雅に海外旅行を楽しんでいるのは役所のヒトだけ。もちろん常勤の。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

「久しぶりだね。」
「なかなか来れなくて。亭主を追い出して、生活もようやく落ち着いた感じ。ただでクスリをもらえるようにもなって一石二鳥ってところね。」
「子育ては大変じゃないのかい。」
「亭主のばあさんのお守りと比べると、ずっと楽ちん。雲泥の差ってところね。」
「どおりで、ずいぶん湿疹もよくなったみたいだ」


2011年 3月2日(水) 光線過敏型の薬疹 

紫外線といえば、光線過敏型の薬疹も3月から多くなる。

最も多いのは、なんといっても、抗コレステロール剤。
スタチン系のメバロチン、リボバス、リピトール、リバロ、クレストールなどなど。
多少アレルギー体質があって、少し高いだけで飲まされているような患者によくできる。
夜1回で内服すると、確かに紫外線の影響は受けにくくなるが、薬剤を続けていくと、どうしても脂肪組織に蓄積し、そこから放出された薬剤が反応する。

次に多いのが、利尿剤入りのARB降圧剤。
プレミネント、エカード、ミコンビ、コディオなどなど。
ディオパン、オルメテックなどのARB降圧剤が効きにくく、利尿剤を追加してその利尿剤で光線過敏が起こる。

昔から多いのが、非ステロイド系抗炎症剤の貼り薬。ケトプロフェン入りのモーラステープで冬場にかぶれてよくなっていたものが、衣服が少なくなり、かぶれたところが露出されてきて紫外線を浴び光線過敏型の薬疹が復活というのもある。
今日普通のモーラステープを使っていて大丈夫だった患者が、モーラスのパップでかぶれたということでやってきた。こんなことあるの?


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

「わたし、最近日光を浴びると顔が赤くなるの。」
「みさき公園のサルは、君の顔を浴びると、おしりが赤くなるという話はないかい。」
「茶化さないでよ。真面目に言っているのよ」
「日光蕁麻疹はあたっているうちになくなるよ。真っ黒の日焼けつきでね。コンドリーザ・ライス二代目てところかな。」


2011年 3月1日(火) 紫外線の季節 

紫外線の季節が始まろうとしている。

日光は急に増えるときが危険。

日光蕁麻疹も多いのは3月。このタイプの蕁麻疹は当たっていると症状が出なくなることが多い。
冬場になると、あまり日光に当たらない文明病。

日光が強くなってUV化粧品を使う機会も増える。
そんな化粧品の接触皮膚炎や光接触皮膚炎が増えてくる。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

かゆみつき化粧品
湿疹つき化粧品
シミつき化粧品
美黒化粧品はいかが


2011年 2月28日(月) 止まる

義父母のいろいろで、毎日書いていたのが、止まった。
むしろ義母の方が大変。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

アレルギーだってときどき休憩することがある。
アレルギーがよくなったともいえる。
自分が老化してにぶくなっただけかもしれない。
誰かの顔をみてショックが起きなくなっていいかも。



2011年 2月25日(金) 冬の変事 

あたたかくなっている。
嫁さんの父親が内頸動脈から小脳に血栓がとんで、梗塞症状で、昨日和歌山日赤に入院。

冬季は循環器疾患は危険。

当生も血圧が高い。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

「顔が赤いね。血圧でも高いのか。」
「単なる危険信号。安全になると緑に変わるんだ」
「へえ、よくできたアレルギー反応だね。」



2011年 2月24日(木) ニュージーランドも変な国

ニュージーランドも変な国。
外国人は、病気になっても、症状が出ている間はみてくれない。
健康保険があっても、ほとんど死んでからやっとお医者さんへということになる。
企業のようにあらかじめ別料金を払って契約しておく必要がある。

病気のために仕方なく一時的に日本に帰国することも。
日本で薬をもらってニュージーランドに戻ろうとすると、空港で全部取り上げられる。
英語で書かれた正式な文書が必要。

規則にうるさいのはまさに英国式。プライドが高く、保守的で・・

それでも日本よりはましということで、向こうに住みたいというアトピーの女の子。
じゃ、日本は一体何なのだ。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

アトピー性皮膚炎のケニア人男性が気管支喘息のアメリカ人女性を略奪結婚した。
ちなみにアトピー性皮膚炎は旧西ドイツに多く、気管支喘息は旧東ドイツに多い。
アトピー性皮膚炎は生活レベルの進んだ文明国に多く、気管支喘息は自動車の排気ガス、工場の煤煙などで環境のよくない国に多い。
それで、できた子供は喘息とアトピー性皮膚炎の両方という結果。
大統領になれば、すべてが許されるということか。


2011年 2月23日(水)  2222年2月22日まであと210年と364日 この年もしかしてうるう年

紀ノ川鉄橋は落ちるか

南海電車の紀ノ川鉄橋は1903年(明治36年)にできた古いレンガの橋というのは、和歌山では非常に有名な話。
いつでも落ちると心配して、多少高くても、遅くても、大阪に行くとき、平行して走るJRの方を選ぶひとも多い。JRはちょこっとしたことでよく止まるのにもかかわらずである。

震度6弱程度で完全に崩落するのではといううわさ。
中央構造線が紀ノ川沿いにあるにもかかわらず、いつも震度1か2くらいの地震は頻発しているが、有り難いことに、最近崩落しそうな大きさの地震はない。

和歌山市は、高速インターチェンジを紀ノ川の北に新設しても、紀ノ川鉄橋にはちっとも興味はない。

南海本線も和歌山市まで乗るひとは少ないため、鉄橋を新設するよりも、紀ノ川の北の和歌山大学の前の駅までとしたいようだ。
近鉄と阪神・阪急と合併するとき、できれば一緒になりたいという腹づもりもあるらしいが。

ニュージーランド、クライストチャーチの直下型地震。なんでこの建物だけが倒れるのという疑問。
四川大地震のときと同じ。

年に何回も起きている直下型地震の巣で100年間びくともしなかった紀ノ川大橋、以外と捨てたものではないかもしれない。
明治製でも歴とした日本製には違いない。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

「うちの息子が睡眠不足で大学入試に失敗したのよ。」
「ふーん、うちの娘の友達は、おっきなくしゃみを彼にふきかけて・・」
「彼に振られたってわけ。」
「いいえ、ちがうの。娘に彼のアレルギーがあることを彼が気がついたのね。」
「で・・」
「デートするときは、二人とも鼻マスクをすることにしたってわけ。」
「アレルギーは娘さんだけじゃないの?」
「彼は付き合いがいいのよ。娘の接触じんましんがあるのにね。」


2011年 2月22日(火) 2222年2月22日までやはりあと211年

和歌山は本当に僻地

4月から和歌山−天王寺の間の快速が1時間に4本。
ただし、日根野−和歌山の間は各駅停車になり、和歌山−天王寺間が1時間半。
30年前の関空のない時代には、同じ区間を47分くらいで走っていた。

和歌山、僻地へきち、物語りというところ。坂本冬美が前川清調で歌う。
ひどい話。

誰か非難の声をあげないのか。リビアのように。内乱になるか。
もうすぐ和歌山県議会議員選挙がある。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

南海電車の紀ノ川の鉄橋は1903年に建造されたレンガの橋。
London Bridge is falling down with a gay lady.
おかま
gayの女性がその上でアナフィラキシーショックを起こせば、
どちらも立派な歴史的建造物。


2011年 2月21日(月) 戦後が一つ終わった   

昨日、父恒一の長兄敬一氏死去、90歳。満州でロシア語通訳をして終戦後シベリア抑留。
戦後ロシア語文献の翻訳を手がけ、絵画もよくした。
通夜、シティホール田中町で。合掌。

戦いの記憶がますます失われている。
平和ぼけ。平和は決してタダではない。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

くしゃみが止まらない「のっぺらぼう」
水虫でかゆい「足のない幽霊」
口唇ヘルペスの「口裂け女」
眠たくてしようがない「不眠症のイラ菅」
不条理の季節が訪れた石原慎太郎。


2011年 2月20日(日) 破綻まぢかの国債

国債の残高が870兆円だって。
赤ん坊も入れて、一人700万円の借金。どうかしている。

1835年の薩摩藩の借金が500万両。それを踏み倒した調所ずしょ笑左右衛門。
幕末ころ各藩とも借金だらけで藩券を乱発。明治政府はそれを全部チャラにした。
終戦までは、国民はお国のために戦時国債を思いっきり買わされて、戦後は全部紙切れに。
おまけにデノミ。1万円が1円くらいになって、戦前の貯金は貯金でなくなった。

それでも貯金に走る変な国民。銀行の預金のほとんどが国債に変わっていると知らずに・・

歴史をみれば、これまで財政に対して積極的に行動した政治家はいない。すべて、外圧か他人任せ。

みんないつかそのうちに破綻すると考えながら、何もしないのが日本人。
ギリシアやアルゼンチンのように、そんな破綻が今年起こる。

国債を持っているのは危険なのは確か。早く売ればよいのかもしれないが、売った代金をどうする。国債が破綻すれば銀行も全部つぶれる。
国が破綻すれば、紙幣で持っていたって紙切れ同然。
それじゃ、金かプラチナかレアメタルというとこか。土地も長い目でみれば悪くないが、おそらく一時的にはただ同然になる。気がつけば、ほとんどの土地が中国人のものになっているかも。

食料を備蓄しておいた方が賢明か。

アラブではないが、今年は変動の年だ。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

どちらかと言えば、アレルギー患者は変化が苦手。
そんなわけで、若奥様七変化に惑わされて、顔が赤くなり、鼻血と鼻水をたれる。
あまりの不気味さに、しばしば神経性ショック。

外来では、採血の注射器を見ただけで気を失う患者がいる。



2011年 2月19日(土) 人と同じことはやりたくないの続き

「人と同じことはしたくない。」ことの続き。

たとえば、ここ20年以上運転していない。全くのペーパードライバー。
交通の便が悪い和歌山で運転しないのは最悪。

アレルギーを専門にしていることもあり、排気ガスで空気を汚染する車には否定的。
便利だけで、環境を汚染している人間の愚かさを今更非難しても、変人扱いはされても、耳を傾ける人はいない。

アレルギー性鼻炎は排気ガスなどで鼻粘膜に炎症があると、症状は強くなる。

気管支喘息も同じ。
排気ガス一杯の車に乗っていると、注意しないと、50歳過ぎて風邪ひいて咳が止まらなくなり、フルタイドやアドエアのようなステロイドの吸入ばかりしていると、いずれきっと肺気腫になり、HOT(在宅酸素療法)のお世話になるかも。20歳だって同じ。

症状ばかりをとりあえず改善しようとする愚かな行為。
そのうちに進退が窮まるだけ。


アレルギージョーク
 とてもぶらっく

「何か、ヒューヒューしているな。」
「最近、どうも息苦しくて、昨日の夜なんか、ずっと座って寝ていた。」
「へえー、座って寝ていたって。座っているのは寝ているとは言わないのじゃ。」
「人ごとだからそんなこと言うんだ。今日の夜は、もしかすると立って寝そうだ。」
「そんなに苦しいのなら、首しめてやろうか。そうすりゃ、寝て寝られるぜ。」


2011年 2月18日(金) ドライスキンの話の追記

冬になると、アレルギー体質があると、ドライスキンになる。
ドライスキンは洗いすぎのせいでもなければ、恐らく冬のせいでもない。

ドライスキンには軽いながら炎症があり、湿疹というべきもの。

細菌・ウイルスの感染症のアレルギー反応であり、風邪などが多い冬場に悪くなるのは当然の結果。
扁桃炎などが原因になっていれば、一年中ドライスキン。
皮脂が少なければ、皮膚刺激は更なる悪化を招く。

というわけで、セッケン・シャンプーでごしごしやるのはよくない。
冬は湿度が低く、皮膚の水分が蒸散して、さらに乾燥する。

衣類は刺激になり、特に化繊や羊毛はかゆい。あたたまるとさらにかゆくなる。
ヒートテックのようなものを着るとかゆいのは仕方がない。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

婆婆亜の定義。
かゆみのある乾燥肌には、下にババシャツ、上にヒートテック。
イブ・サンローランのお越しを巻けば完璧。


2011年 2月17日(木)   人は何のために生きるのか

人は何のために生きるか。少なくともお金や名誉や子孫をつくるのためではない。と、そんなきれい事を並べるのは簡単なこと。
ひとそれぞれ、何だってかまわないはずだ。その人が生まれてきて、短いながらも地上に存在したあかしが何かあればそれで十分ではなかろうか。
日本人は昔から誰か偉い人のご託を有り難がる傾向がある。人それぞれ、全員意見が違っている方が自然で、はるかにその方がよい。
お金儲けしたくて生きてきたというのも一つの生き方だし、ひたすら人間性を求めて必死に生きてきたというのも一つの人生。
何もせず、消え去るだけの人生もその一つ。

アトピー性皮膚炎の治療指針もそんなもの。正しいところもあれば、それでうまくいかないところもある。どんなことでも、100%満足させるものはないのだから。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

着る前に一度ちゃんと洗った方がよい中国製の衣料品。
冬は四肢外側や肩や腰回りがかゆくなる。
というわけで、洗いすぎて、ゴミ箱へ。


2011年 2月16日(水)  ストレス一杯の子供たち

2/14午後は雪のために和歌山の道路が機能不全。
雪で凍結した道路で立ち往生した大型トラックが道路をふさぐ。
そんなこともありクリニックはずっと開店休業の状態。

それなのに、前の児童公園のふじ棚の下は、食べ散らかしたものやたばこの吸い殻や包装紙のゴミの山。缶チューハイの空き缶も散乱。
近くの中学生が寒い深夜に酒盛り。ときどき、少年野球帰りの中学生たちも。
イランと違って実に平和な日本ならではのこと。
ふじ棚はまだ芽を出さず、枝のまま。その枝を棒でたたき落とす中学生。
公園の奥の方では、ブランコを上で巻き付けたり、はずしたりとご苦労なこと。
ベンチの座るところをはずして、たたきつぶす。
公園に植えた花を踏みつけて、抜いて、まき散らして、不平不満があるならもっと他にぶつけたらと。
毎日掃除する私には実によい運動。しかし、体重は少しずつ増えている。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

ブランコに乗ると頭が揺れてめまいがする。
車に乗ると顔が腫れてめまいがする。
冗談に乗ると口唇がふくれてめまいがする。
誘いに乗ると頬が真っ赤になってめまいがする。
調子に乗ると眼が三角になってめまいがする。
勢いに乗ると耳がダンボになってめまいがする。
これが全部アレルギーってこと?
どれがアレルギーかあててみよう


2011年 2月15日(火) インターネット社会の不安

当院のレセコンはORCAで、インターネットを通じて、サーバーにつながっている。つまり、当院の中にはレセコンソフトもデータもない。

ということは、サーバーが破壊されたら、まさにパニック、地震や火事でも起きたらどうしようという感じ。バックアップをとっているというが、それが同じ建物にあれば意味がないかもしれない。

銀行も同じ。東京のデータを大阪でバックアップを取っているといっても、両方同時にテロに遭えばどうなるか。
いろんなものが東京に一極集中しすぎている。
第二関東大震災で東京がリセットされたとき、和歌山はその一部でも肩代わりはできない。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

日本銀行がボニーとクライドに襲われた。
クライドは花粉症マスクで覆面していた。眼には色がついた花粉症メガネ。
ボニーは適当なものがなくて、使用済みの生理用品をでマスクしていた。


2011年 2月14日(月) 日本はいまだ革命前

エジプトで革命。
民主化はよいことだが、イランやイラクのようになる心配もある。
若者のパワーも捨てたものじゃない。

同じことが日本では起きないのか。
いろんなことで虐げられている若者の怒りはどこへ行った。
貧富の差一つ取り上げても、腹を立てる理由はいくらでもある。
都合の悪いことは取り上げないマスコミ、大相撲と同じ構図になっている。

民主党よ、年金・健康保険一元化はどうしてやらないんだ。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

口に泡をとばして不平不満を叫ぶ
異物に対する過剰な免疫反応、アレルギーだ
可愛い女の子をみて、よだれをたれる
化粧物に対する過激な免疫反応、アレルギーだ


2011年 2月13日(日)  ドライスキンの話

冬になると、手が荒れる。特に、主婦は。
潔癖症で洗いすぎのひとも。

もともとアレルギー体質はドライスキンで外からの刺激に弱い。
風邪などの感染症のあとはさらに乾燥する。

乳児の皮膚はほとんど皮脂がなく、そこにアレルギー体質があれば頬に湿疹ができて当然。
6ヶ月ころから歯が生え始めると、流れるようにヨダレがでて、それが刺激になる。
よだれをふくと、それだけで刺激。
食べこぼして、ふいてまた刺激。
アゴの下から首によだれがたまって湿疹。
顔にはもっぱらプロペト、首から下にはアズノールを使っている。

ここに、免疫機能の低下や食物アレルギーが加わると、症状悪化。
白血球機能の未完成や抗体産生の未熟さは、発達を待つ以外にない。
それでも、暖かくなれば、ドライスキンは軽くなる。
もちろん、待てないひとはたくさんいる。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

奈良時代には洗い物は全部冷たい水でやっていた。当然手が荒れる。
いわゆる、乞食
こじきでは「ひえだのあれ」というやつだ。
余計な話で、太安万侶
おおのやすまろ


2011年 2月12日(土)  しもやけ

昨日午前、大阪まで阪和線、ひさびさの積雪で多少遅れ気味。真っ白な雪も悪くない。
確か昭和45年3月3日の入試は雪。その前の2/28早稲田のときも雪ではなかったか。
近年はセンター試験のときも雪が降る。
寒いと血の流れがよくないという考え方もあるが、寒いから血流が異常を起こすわけではない。血液の流れがよくなくて、冷え症・しもやけになるのは、もともとの体質。
入試の日に寒いと、眠気がなくて、ひきしまってよいという意見。寒いから眠たくないわけではない。夏でも冬でも、授業で机に顔を伏せてヨダレをたれている。


前から述べているように、今年はしもやけ(凍瘡)で多くやってくる。

動脈硬化がすすんでくると、もともと若いときから冷え症のある高齢者はしもやけがひどくなる。手によくできて、樽柿様、亀裂ができれば痛みもある。
水仕事をしている冷え症の主婦も手にしもやけ。風邪などの感染症のアレルギーが加わり、多型紅斑様となる。高齢者や女性のしもやけには、四物湯や温経湯などの漢方。ユベラの内服もある。
多少冷え症のある子供は手足に汗が多いとしもやけになる。耳や頬にもできる。

しもやけは予防が大事。5本指の靴下と普通の靴下を二重にはいて、汗でぬれたらはきかえること。耳は髪の毛でおおうこと。マスクもよいが、マスクかぶれに注意。手も水仕事するときは、綿手袋の上にゴム手をすること。
できたときは、もっぱらユベラ軟膏。炎症が強ければ、ステロイド外用剤も仕方ない。
普段から体を動かすこと。バランスよく食べること。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

頭の中がしもやけということは、頭の中の血流が悪いということ。
血流をアップするには、ボルトを高くして、抵抗を下げるのがよい。
つまり、テンションを上げて、人間性の枠をはずせばよいということ。
で、頭の中は火の車。



2011年 2月11日(金)  囲碁の会

2/11は毎年大学医学部皮膚科対抗の囲碁の会がある。協和発酵の後援はあるが、7000円の会費を出して大阪淀屋橋の関西棋院まで出かけるのは大変。10年以上この会のために2/11が休日でなくなっている。

最近、囲碁をやる人が減ったということがある。医師会もそうだが、やっているのは、ほとんど60歳以上、80歳以上の参加者も。参加者で40歳以下のドクターなんていない。

大学時代は囲碁・将棋、麻雀、競馬、パチンコなどいろいろやったが、今はかろうじてへたな囲碁をごくたまにやるだけで、他は完全に風化した。ゴルフはお金がなくてやったことがない。

いきどきの若者はひまつぶしに一体何をしているのだろう。

ちなみにひさびさ勝ち越して2勝1敗。イメージの悪い碁で、本当に最近はますますできがよくない。囲碁の性格も最低。・・・勝負事は自然と性格が表面に現れる。精神の健全さも。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

囲碁をしながら鼻くそをほじる。碁盤に落ちると黒石で当たり、トン死。
麻雀をしながら、鼻水が落ちる。国士無双のアレルギー、ショック死。


2011年 2月10日(木) 携帯電話がない

なぜ、携帯電話をもっていないのか。
2001年ころ、一時もっていたことがある。
ところが、全然使わないのでやめた。
用があるなら固定電話で十分。
みる習慣のないメールを送られても。
メールを送って、電話で確認。ジョークみたいなもの。
それでも、最近公衆電話がないのは、確かに出先で困る。
阪神大震災のとき、自宅マンション前の公衆電話から電話したのを覚えている。地震のとき、携帯電話も通じなくなるそうだ。
そろそろ、ケイタイを携帯した方がよいのかもしれないが。
外来中でも患者さんが診察を中断して、かかってきたケイタイとおしゃべり。
そんな時代。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「最近はケイタイ依存という病気が蔓延
まんえんしているのだってね」
「ふーん。ちょっと濁るとゲイタイ、もっと濁るとゲイダイ、少し疲れてケンタイ。」
「わたしのケイタイはバックにいつも入っているから、携帯とはいえないわね。」
「俺のケイタイはいつも腹に入っているケイ鯛さ」


2011年 2月9日(水) 人と同じことはやりたくない

この前にも大きな声でそっと打ち明けたこと。
人と同じことはやりたくない。
昔からユニークであれと。
自慢じゃないが、そんなこと、いくつもある。

たとえば、携帯電話を持っていない。
免許はあるが、ここ20年以上、車を運転していない。
朝、風呂に入る。
寝間着がなくて、普段着で寝ている。
トイレではおしりを洗って、おしりふきでふいて、トイレットペーパーでぬれた便器をふいている。
靴はみがいたことはなく、よごれてはけなくなると、新しい革靴を買う(せいぜい1000円台)。
外出はもっぱら、ポケットのたくさんある作業着を着ている。
昔、医学部の授業をネクタイ・背広で受けた。
1歳のときハサミでついて左が義眼。
頭が悪いのに医者になっている。
万歩計を2個つけて、靴下はいて寝ている。
毎日、自宅の前の公園の掃除と草むしりをしている。
などなど。

インフルエンザが広がり始めている。とくに呼吸器のアレルギーを持っていると重症化しやすい。皮膚のアレルギーを標榜しているのに、喘息だけでやってくる患者も多い。
全く、ストレスの時代だ。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「どうも、ケイタイしていると、頭が痛くなる。」
「ケイタイから出ている電波がおかしな頭をほっともっとおかしくしているのかな。ひどくなれば、そのうちに脳腫瘍か白血病になるかもな。」
「おどかさないでよ。」
「おどかし、とんでも8分、歩いて3分。ケイタイするときは、白い布で頭を防護した方がいいぞ。」


2011年 2月8日(火) 仕事がない

仕事がみつからない患者がたくさんいる。
患者でなくても、仕事が見つからないようだ。
何が悪いって、きっとITが悪いんだ。パソコンが仕事を奪った。頭を使わないでもできる仕事を全部持って行った。
残ったのは考える仕事だけ。で、残ったのは、ストレスだけ。
そんな考えることも、そのうちにパソコンがやりそう。怖い。
そのうちにヒトはいらなくなるのじゃないか。ターミネーター。2001年宇宙の旅。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「最近、パソコン画面を見ていると、あちこちがかゆくなる。」
「へぇー、仕事がヒマで、変なもの見てるからそうなるのさ。ところで、パソコンはかゆがってないかい。変なものが見えて。」


2011年 2月7日(月) 奈良大和西大寺と唐招提寺、薬師寺

昨日、夫婦で奈良を散策。

朝9時の南海電車の特急サザンに乗り、難波で近鉄奈良線に乗り換えて、大和西大寺で下車。
西大寺駅南口から南に歩き、まず西大寺。孝謙・称徳天皇建立、金堂・本堂・愛染堂(参観料全部で800円)とみて、金堂はおじさんの説明付き。

そこからまっすぐ南に新興住宅地の中を歩き、第2阪名道路の下を横切り、垂仁天皇陵の西側を回る。天皇陵の南側はひなたぼっこのカワウがたくさんで、真っ白な糞だらけ。

2月にしては小春日和、雨が降らず、それまで少しさむかったこともあり、まだあまりスギ花粉がとんでいない(うちの嫁さんはスギ花粉症つきの眼科医)。

さらに南に下り、お昼時ということで、まずは腹ごしらえ。あまりおいしくない高めのソバ。一見いちげんさんにはこんなもの。

唐招提寺(600円)はさすが国宝がたくさん。2009年10月に平成大修理の終わった金堂の屋根、鴟尾の間にハトが6羽。国宝は遠くから眺めるだけで、合掌。重要文化財はすぐ近くから拝めるとは、西大寺金堂のおじさんの弁。新宝殿(100円)、鑑真和上御廟、戒壇、講堂を回る。

続いて、南に下って薬師寺(500円)。高田好胤管主により新築された建物がたくさん、まるで新興宗教と間違うくらい。名前からすれば、昔の病院というところ、今は、医学部・薬学部合格祈願のお寺。そんな絵馬が一杯。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「あなたのプレゼントのイヤリングだけれど、耳がかゆくて、しるが止まらないの」
「ごめん、君に金属
かねぞくアレルギーがあるとは知らなかった。」
「金持ちのアレルギーって」
「いや、安物の金持ちで起きた貧乏人のアレルギーさ。」


2011年 2月6日(日) 犬からうつる病気

2/3のアレルギージョークのカプノサイトファーガ・カニモルサス
犬猫の口腔内常在菌。感染力は弱いが、なめられたり、咬まれたりすると感染することがある。とくに、免疫が低い人では、敗血症などによる死亡例が報告されている。

犬からうつる病気には、他に、
1.ウイルスでは、狂犬病。これは、罹患するとほぼ100%死亡する。日本では近年報告はないが、諸外国で、犬猫、コウモリなどに咬まれると危険。このウイルスは、唾液中にあり、神経細胞に感染する。。咬まれて、1〜2ヶ月後、風邪症状から始まり、上行性に末梢神経から中枢神経に拡大、脳炎を起こす。対策としては、そんなところに出かける前にワクチン。咬まれたら、できるだけ速やかにワクチンすること。
2.細菌としては、ネコにもある猫ひっかき病(バルトネラ菌)が犬でも発生する。パスツレラ菌は犬猫の口腔内常在菌、咬まれて腫脹・精液臭のある排膿、飛沫感染で免疫の低下した人に肺炎・骨髄炎が起こる。コクシエラ菌によるQ熱もネコの方が犬でも起きる場合がある。
3.真菌として、やはりネコによるものが多いが、イヌ糸状菌もあり、ヒトの顔面・頭部にカビが生える。
4.節足動物にとしては、ネコノミがイヌにもついて下腿にかゆい発疹ができる。
5.寄生虫としては、イヌ回虫症が不気味。イヌの糞便のついた土が幼児の口に入ったり、感染動物の肉や肝臓を生で食べて体内に入る。幼虫は小腸壁を破って、全身を這い回り、肉芽腫や膿瘍があちこちにできる。

いずれにせよ、免疫の低下した日和見感染患者・コンプロマイズドホストはいろんな感染症にかかりやすい。

ただいま夜7時、久しぶりに小雨。

アレルギージョーク  とてもぶらっく

「ネコの家に行くと、かゆみがでて呼吸が苦しくなるんだ。」
「店が忙しいのに、気の毒に。ネコの手も借りたいのにな。」

「あたしはネコじゃないわ。」

2011年 2月5日(土) 乾燥した冬

今年になり、ちっとも雨が降らない。寒い日に少し粉雪が舞った程度で、前の高松児童公園はからから。ローマ皇帝も大浴場も真っ青。

寒くなり減っていたスギ花粉が、昼間の気温が上昇するとともに、山風となり、少しずつ増えてきている。
花粉は雨上がりにたくさん飛散する傾向もあるから、乾燥がひどくて今のところはそれほど多くない。昨年より多少多い程度。

黄砂の季節に鼻炎が悪化する。
新燃岳の火山灰でも同じことが、和歌山で起こるか・・・


アレルギージョーク  とてもぶらっく

花粉症の鬼の目に涙
ナミダ
慢性化すると角の生えたパンダ


2011年 2月4日(金) 泣き面に蜂

自分らしく生きようとすると、いろんな障碍が立ちはだかる時代。
何事にも動ぜず、将来の自分を涵養するのがよいのかもしれないが、少しずつ時間が失われている。
いつまでも雑念だらけの俗物でしかないのか。

口蹄疫、鳥インフルエンザ、そして、新燃岳(昔シンモエダケという牝馬がいた)。まさに泣き面に蜂。東国原知事に貧乏神の顔面攻撃か。次に起こるのは巨大地震。昭和43年のえびの地震からずいぶん時間が過ぎた。これも動物、つまりナマズ。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「若い頃から社会・人類のために何かやりたいと頑張ってきたが、どうもうまくいかない。」
「玩物喪志
がんぶつそうし ってやつさ。中途半端な大志の副反応、アレルギーですな。」


2011年 2月3日(木) ペットアレルギーの続き

ペットアレルギーの続き。

乳幼児に検査でペットのアレルギーが見つかった場合、父母・4人の祖父母・兄弟・姉妹・叔父叔母はどうするか(どう考え、対応するか)、

1.自宅の室内でミニチュアダックスフントを飼っているとき、
多くは子供の生まれる前から犬を飼っている。犬も大事な家族、特に何もしない。
特に父とそのの家族に誰もアレルギーがないとき、理解されず、子供は後からきた侵入者と。しばしばトラブル、悲惨な結末になることもある。父方家族と同居しているときは、特に難しい。犬はそのままにして、子供を連れて夫婦だけで住んだ方がよい。
父とその家族に喘息などのアレルギーがあるとき、全員納得。しかし、犬はそのまま。母方祖父母は理解できず、またトラブル、特に食物アレルギーもあるとき。

2.父の実家に室内犬ゴールデンレトリバーがいるとき、
父方の祖父母や父の兄弟にアレルギーがあれば、理解されやすいが、それがないとき問題。実家に行くたびに悪化するので、行かないと文句を言われる。嫁姑の関係はさらに悪化。
子供が来るとき、犬を近づけないというが、いい加減、犬皮屑はあちこちに落ちている。祖父母の衣類にもついていて、抱いただけで子供の症状悪化。
犬を外で飼えばよいが、小さいときから室内にいると、犬は外に出されるのをいやがる。

3.母の実家にポメラニアンがいるとき、
同じように母方の祖父母にアレルギーがあれば、母にもアレルギーがあり、そのときは、母の実家に行くと、子供だけでなく、母の症状も悪化する。
子供のときから犬と濃厚につきあっていると、免疫寛容・トレランスが成立し、飼っている犬については症状が出ないことが多い。しかし、結婚して実家を離れると、トレランスが失われ、同じ犬に接触しただけで症状が現れる。
子供を濃厚に犬と接触させるとよいという意見があるが、うまくいかないことも多い。
いずれにせよ、実家に帰れないために母のストレスは極限に達する。父方祖父母が冷たいと、トラブルが起きる。
母方にアレルギーがなく、父方にアレルギーがあるときは、母はパニック。子供が父方にひきとられ離婚というのもある。

3つのケースを簡単に説明したが、実際はもっと複雑。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「カプノサイトファーガ・カニモルサスというのを知っているかい。」
「新種の犬猫のことでしょ。あたしの友達が確かもらったとか・・・」



2011年 2月2日(水)2222年2月2日までにはあと211年ある。それまで人類は存在するか 
 ペットアレルギーについて

1/31のジョーク「彼女がうちの犬を抱くと、犬のくしゃみが止まらない」について。

考えられる説明は、

1.犬にヒトアレルギーがある。ヒトに犬皮屑にアレルギーがあるように。犬のヒト皮屑によるアトピー性皮膚炎や鼻炎について報告がある。

2.犬が、彼女の衣類についているダニ・ほこり・スギ花粉・イネ科花粉に反応して、クシャミがでている。

3.排気ガスなどで犬の鼻粘膜に炎症があるために、彼女の香料・衣類などで刺激されて、鼻炎症状が出ている。
ヒトでも、高齢者などは、鼻粘膜の乾燥も重なって、ちょっとした冷たい空気にさらされただけで、滝のように鼻水が流れることがある。

4.知らない女性に抱かれることで起きる犬のストレス。ストレスはアレルギー症状を誘発し、悪化させる。この場合、犬はもともとアレルギー状態にあり、ストレスがなく調子がよいときは、症状がない。

5.犬に風邪症状があり、それでクシャミしている。


ペットを室内で飼育するようになり、以前より犬のアレルギーも多くなったといわれている。当然、ヒトの犬アレルギーも増加。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「うちのコロの鼻水のおかげで、ティシューがすぐになくなる。」
「オレにはヨダレにみえるのだが。」
「うちのコロの鼻水は、後ろに流れて、口からたれているんだ。鼻アレルギー性垂涎の的
まとというやつだ。」



2011年 2月1日(火) 異物に対する生体防御 免疫について

昨日の続き。
なぜ化学物質やウイルス・細菌がアレルギーを起こすのか、という疑問について。

ヒトの免疫は、もともと体内に侵入した自分以外のもの(異物)から自分を守るために(あるいはそれらを利用するために)登場し、発達してきた。そんな免疫反応が、ときどき過剰にあるいは異常に働いて、ヒトにとって都合の悪い、不利益な反応をつくるようになる場合、アレルギーと呼ばれている。

したがって、そんな不都合な反応には、じんましん、湿疹、喘息、鼻炎の他に、けいれん、めまい、耳鳴り、頭痛、腹痛・嘔吐・下痢なども含まれる。
早い話、風邪をひいて起きた熱性けいれんは頭の中で起きた異常な免疫反応、すなわちアレルギー反応ということ。
もしかすると、妊娠中に食べた添加物によって胎児に起こったアレルギーかもしれないこと。
そんなことが、子供の発達に果たして影響しているかとなると、これがまた証明するのが難しい。

外来をみていて、アトピー性皮膚炎の子供には、勉強ができる子供が多いように感じる一方で、いろんなレベルで発達に問題のある子供も多いように感じている。
アレルギー体質があると発達異常が起こりやすいかどうかは、対照(コントロール)をとって、疫学分析すればよいが、今のところなされていない。

何事も予防が大事。そのためには原因究明が必要。しかし、とても難しい。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「うちのポチは猫に近づくと、死ぬほど吠えるんだ」
「うちの三毛は犬を見ると、寒気で毛が立つみたいだ」
「嫁と姑のようなものか。ま、致死性のアレルギー関係というところだな。」


2011年 1月31日(月) 発達障害はなぜ

最近の話ではないかもしれないが、大人になって一人で生活できるのか心配な子供がとてもたくさんいる。
理路整然とはいかなくても、普通の会話も成立しない若い大人も多い。

そんな両親子供は昔と比べて多くなったのか。

特別支援学校在籍者生徒数の中で自閉症・知的障害は小中学校で43702名(平成20年度)。平成17年度からの統計はあるが、20年前、50年前はどうかと調べても分からない。さらに、いわゆる養護学校でなく普通の学校に通っているケースの方がはるかに多いのだから、文部科学省のこんなデータは全くあてにならない。

結論としては、よく分からないが、なんとなく増えたような気がするという程度。
ただ軽症を含めると、3人に1人くらいにはなりそうだ。

なぜ、そうなったという質問の答えはもっと難しい。

医療は昔より進んで、出産時のトラブルが原因というのは減っているはず。
医療が進んで、昔なら出産にまで至らなかった子供が増えたというのは、あるかもしれない。

妊娠中や乳児期に昔より大量に化学物質を浴びているせいというのもありえる。アル中や麻薬中毒の母親から生まれた子供に障害が多いのよく知られている。化学物質の体内侵入が、大量のときは中毒反応、少量・微量ならアレルギー反応を起こす可能性がある。

妊娠中や乳児期の感染症のせいというのもありえるが、麻疹・風疹などの感染症はワクチンが発達して減っている。麻疹のワクチンが疑われたこともあったが、今は否定的。
感染症が原因というときは、胎児・乳幼児の中枢神経系で起きた免疫反応、アレルギーが原因ということになる。
熱性けいれんの後遺症?


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「彼女がうちの犬を抱くと、クシャミが止まらないんだ。」
「彼女にきっと犬のアレルギーがあるからだよ。」
「そうじゃないんだ。うちの犬のクシャミが止まらないんだ。」


2011年 1月30日(日) 年金の危うさ

私は昭和26年(1951年)8月5日生まれ。
東京にいて成人式には出られなかったが、戦後のベビーブームで同世代が200万人をはるかに超えていた。今はやっと100万人。

今年60歳、少しずつ年金受給年齢に近づいている。戦後世代の年金受給が始まるということだ。
保険金はできるだけたくさん安く集めて、できるだけ払うなというのが鉄則。
とりあえず受給年齢を上げて、早くお亡くなりになるのを待つのがよい方法らしい。
ただ、60歳前にさっさと退職して、年金暮らしの共済保険の方はまことにうらやましい。

年金の運用はほとんどが国債。国民から無理矢理借金して、国の借金の穴埋め。
国債はいずれ破綻。
最近まで集めるだけ集めて、ほとんど使っていなかった年金の積み立て、そのうち支払うだけどこにもないという事態は目に見えている。

そのとき、国債の穴埋めに全部使われて、一度リセット。
その年に集めた年金という名目の税金を、支払いに回すという状況になる。
国が借金のアレルギーでショックというところだ。

国民年金の未払いが50%を超えているのも無理はない。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「最近、夜になると、息が苦しいんだ。」
「それはきっとカゼをひいているせいか、ふとんのダニのせいだよ。そうでなければ、奥さんの体重のせいかもしれないな。」



2011年 1月29日(土) 鳥インフルエンザ

H5N1強毒素型鳥インフルエンザが、野鳥を介して広がっているのなら、周辺の鶏を処分しても意味はない。佐渡のコウノトリに発症すればどうするつもりだろうか。

ノロウイルスやアデノウイルスで小児科病棟や眼科病棟が全滅という話はよくあること。
鳥インフルエンザが病院で広がると、入院患者を全員処分するのか。

オザワウイルスが広がった民主党は間に合わせのカンフル注射ではどうしょうもない。ウイルスに感染したものは、鳥インフルエンザと同じで全員処分するしかない。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

鳥インフルエンザの鼻水をたれてるって、まさに最終兵器ですな。
ペイリンとムバラクには。


2011年 1月28日(金) アレルギージョークについて

外来でジョークは難しい。避けた方が無難。
ブラックなジョークを続けているが、あまりよい感じにとらえない人も多いかも。

自分は他人に冗談は言えても、自分に飛んできた冗談に寛容ではない。精神的余裕のない時代、なぜそんなにかりかりするのと言っても、誰も耳を貸さない。
デパスとマイスリーのカクテル続けてよいことはひとつもない。といいながら、

眠くても、緊張して交感神経が働いていると眠れない。かゆみはなく、喘息発作もないが。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

眠たいのに眠れない。怖い顔で笑っているようなもの。



2011年 1月27日(木) 今朝も寒い 鳥インフル
早く夜明けが早くならないかな。
7時近くになるまで、外は真っ暗。おかげで、朝の公園の掃除がおざなりもいいところ。万歩計の歩数もたったの3901。
体重も少しずつ増えている。

鳥インフルエンザ拡大中。インフルエンザは人畜共通感染症、人に感染すれば、パニックが起きる。新型と同じで拡大はとまらない。
感染すれば、タミフル・イレンザなどで抗体ができるまでの時間稼ぎしかないが。インフルエンザの新薬も販売されている。そのうち鳥インフルエンザのワクチンが追加されるか。

新型インフルエンザでアレルギーが悪化・誘発された患者がずいぶん多かった。鳥インフルエンザはその前の生命の危険がある。第一次世界大戦のころにはやったインフルエンザで、戦死者以上の何千万という人が死亡した。
次の世界大戦はインフルエンザの死亡者数より少ないことはあるまい。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「鶏肉を食べてインフルエンザになりましたので休みます」。
「嘘つきは政治家の始まりだぞ。政治家なら、もっと上品に、鶏肉を食べ過ぎてノロウイルスにかかりましたと言いなさい」






2011年 1月26日(水) 変人といわれる私の続き

キャメロン・ディアスの映画に「普通じゃない」というのがあった。
確かに、ボクの髪の毛は洗ったままなのでいつも元気に立っているが、彼女よりはるかに普通である。

変わり者と命名しながら、普通というのは変かもしれないが、考え方は至って常識的。
ただ、人と同じことをするのは嫌なだけなのだ。

和歌山から東京に行くのに、新大阪に出て、新幹線に乗るのは普通。鶴橋から近鉄で名古屋に行き、夜行の各停というのは普通じゃない。東京で学生をしていた頃は、和歌山に帰省するのに、夜11時ころの大垣行きの各停をよく利用していた。ただ、今はバスの方が普通かもしれない。

人と同じことをして、みさき公園のお猿さんに恥ずかしくないのか。と、言うのは、普通ではない物言い。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

刺激とスリルを求めて、台所洗剤で頭を洗う。シャンプーになれるか・・



2011年 1月25日(火) 昔から変人といわれる私
昔からちょっと変わり者で通っている。いわゆる悪い意味で変人である。

基本的性格は他人と同じことをするのは嫌。テストの答えはできるかぎり別の解答を選択すること。

権力は徹底的に嫌い。会話には上下関係はつけない。丁寧語は使っても、尊敬語は使わない。ましてや、謙譲語は絶対に拒否。

不遜で慇懃無礼、まさに傍若無人。

そんなわけで、外来はずっと、ひま。今日も朝から誰も来ない。羽曳野病院のときは、事務の人より給与はよくなかったが、今よりはよかったし、将来年金もある。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

かゆいのかゆいの、とんでいけ、気がつけば、全身血だらけ

2011年 1月24日(月) 読んでいる本
若いときから少しずつ読書の内容が変化している。

中学生〜高校生はドストエフスキーや夏目漱石などの文学書、中央公論社などの世界歴史・日本歴史、岩波新書・講談社ブルーバックス・中公新書。
そのうちに、ハヤカワミステリ・SFでアガサ・クリスティ、エラリー・クイーン、チャンドラー、ハインライン、クラーク、ディック他あるだけ全部。
医者になると、いろんなノンフィクション、隆慶一郎、佐藤雅美など時代小説をありったけ全部。
開業して、ノンフィクション、世界歴史・日本歴史関係いろいろに加えて、またミステリ、コナリー、コーンウェルなど気に入れば全部。

今のところあまり食べていないものは、最近の純文学、SF、エッセイ、タレント本。事実は小説より奇なりということで、事実に基づいたフィクションは手を出している。最近の岩波は内容がない上に作者の趣味で値段が高い。

ま、今の時代、上手な嘘八百の方が本当らしく聞こえる。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

ぬかみそで、嫁さんの手が荒れるの、
そう、うるさい口をふさぐのにちょうどよいか・・


2011年 1月23日(日) 本を読まない時代
本を読まない時代だ。

子供を連れた母親に、国語の成績を上げたいのなら、本を読むのが一番と、つい余計なことをしゃべってしまう。ハリー・ポッターを読んでいないの、どうしてと。
確かにメールでいそがしいのはわかるが・・
いそがしくて、ひまがなくて、お金がないのはわかるが・・

当院から歩いて3分のところに、県立図書館がある。きのくに志学館という。
うちの外来にも、いろんな読み物がある。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

眠気さましに、彼女のオナラで、アナフィラキシーショックはいかが

2011年 1月22日(土) 口はわざわいのもと
口はわざわいのもと、トラブルのもと。しゃべりすぎても、たりなくても。
人はいやなことを聞くと、突然そればかりにとらわれて、他のことが聞こえなくなる。
そんな精神状態ということもあるが、わざわいを招いた口にも責任がある。
ただ、いいことばかりしゃべるのは、とても難しい。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

「わたしはモモをかじると口がはれて、かゆくなるの」。
「嘘をついて、鼻が伸びるよりはいいじゃない」

2011年 1月21日(金) バージョンはアップしても進化はしていない
10年ぶりにホームページをバージョンアップしている。

内容がとても古くなったというほどではないが、とにかく自分の時計が10年進んだせいか、あちこち変えた方がよい所が現れている。

内容以上に自分が老化したということ、もある。

アトピー性皮膚炎についていえば、ここ10年、なんと進化していないことか。学会の方で治療がマニュアル化してしまうと、とりあえず終了という状態。
あとは、くすり屋さんが新しいくすりを出すのを待っている。


昨年の11月ころから少しずつスギ花粉がとんでいる。

1月になり寒くなって一時減ったが、またあたたかくなり、かなり飛散量が増えている。和歌山で急に大量に飛び始めるのは2月1日というが、さて・・・
H1受容体に抗アレルギー剤をあらかじめ、くっつけて、ヒスタミンが結合できにくくしておくとよい、という話がある。

アレルギージョーク  とてもぶらっく

興奮すると鼻血はでても、鼻水は出ない。鼻水がでていると、鼻血もよくでる。どうしたの・・




2011年 1月20日(木) しみ(肝斑)の続き
昨年秋から単純ヘルペスの患者が多い。不景気でストレスがたまりお疲れさんの人・・

しみ(肝斑)の続き。

まずしみの予後、つまり治りやすいかそうでないか。
書物の意見では、妊娠がきっかけになったしみは自然治癒することがあるが、しばしば難治、治りにくい。
治療には内服や外用剤が実にたくさんある。
内服剤としては、還元作用・抗酸化作用で活性酸素を減らすものとして、ビタミンC・ビタミンE・ハイチオール(L−システイン)など、血管増強剤としてトラネキサム酸(トランサミン、血栓注意)、漢方では桂枝茯苓丸ヨクイニン、というところ。
外用剤・化粧品には、4−5%ハイドロキノン(まだらに白く抜けないように注意)、コージ酸、活性型ビタミンC、アルブチン、エラグ酸、トラネキサム酸、ルシノール、ニコチン酸アミド、リノール酸、カミツレエキス、マグノリグナン、レチノイド、UV化粧品といったところ。とても使い方の難しいものから、こんなもの効くのというものまでいろいろある。
他に、ケミカルピーリング、レーザー、ビタミンCのイオントフォレーシス。
同じ条件で使用前と使用後の写真を撮っておいた方が無難。それでも効果判定は難しい。

アレルギージョーク  とてもぶらっく

冬になって乾いています。肌が、眼が、鼻の穴が、足の裏が、頭の中も。
おかげで物忘れもひどい。



2011年 1月19日(水) しみ(肝斑)の続き
急に寒くなったせいか、しもやけ(凍瘡)さんが多くなっている。

しみ(肝斑)について、昨日の続き。

女性ホルモン系に問題がある女性が、ストレスをためて、紫外線を浴びるとしみができやすい、と説明した。日焼けは皮膚の炎症ですが、湿疹も炎症、日焼けより強く、真皮の深いところにまで及ぶ炎症である。
ということは、化粧品などでかぶれて(接触皮膚炎)、あとがしみ(肝斑)になるというのは当然のこと。
そんな接触皮膚炎の程度は様々、で、しみの程度も様々。化粧している顔がかさかさしているというのは軽い炎症があるということ。気がつかないくらい少しずつしみが進行していることでもある。

男にしみができないかといえば、そうでもない。アルコールを飲み過ぎて、肝障害を起こしていると、徐々に紫外線を浴びやすいところに発疹ができ、しみができあがる。
つまり、アルコールその他で肝臓を悪くしている女の人は、さらにしみ(肝斑)ができやすいということ。

ごしごしこするとメラニン色素がたまりやすい。ナイロンタオル皮膚炎、摩擦皮膚炎(friction melanosis)というのがある。皮膚を毎日刺激していると炎症が起き、炎症後の皮膚色素沈着が生じる。
顔のしみもほお骨の上のこすれるところに強い傾向がある。

(この項つづく)


アレルギージョーク  とてもぶらっく

子犬をもらって「シロ」と名前をつけた。年取って、名前を「シミ」に変更した
「てっぱん」でどつくのはやめてください


2011年 1月18日(火) しみ(肝斑)の話
バスケットの花が水がなくなって枯れかけている。誰かと同じ・・

若くなりたい・・まるで秦の始皇帝のようだ。
「肌のしみにきくもの、ありませんか」。女の人のそういう気持ちはよく分かる。もっと美しくありたい、いつまでも若くありたいと。

しみ(肝斑)は、中年女性などの頬・額にできた境界のはっきりした、左右対称でかゆみのない色素斑。
表皮内・真皮内にメラニン顆粒が増加している。
メラニン顆粒の増加は日焼けのあともそうなっている。ということは、紫外線がしみの病因に関与している可能性があり、日焼けや光線過敏症の状態は悪化を招く。
日本人の肌は日に焼けると黒くなりやすい。日焼けして赤くなるだけというのは、せいぜい5人に一人。南方系の和歌山人が日焼けして大丈夫であるわけがない。

女性ホルモンは色素細胞を活性化し、妊娠・月経不順・ピル・下垂体ホルモン(FSH, LH, MSH)はしみを悪化させる。
免疫系・ホルモン系・自律神経系は視床下部で相互に連絡しており、ストレスは下垂体前葉から分泌されるACTH増加させ、副腎皮質から出るコーチゾルの量も増える。それとともにFSH, LHなど他の下垂体前葉ホルモンにも影響する。
そう、ストレスは生理をおかしくするとともに、しみもひどくする。

(この項つづく)


アレルギージョーク  とてもぶらっく

アトピーの吸血鬼、ひっかいて、血が出て、なめて・・
自分の血を吸ってどうするの



2011年 1月17日(月) 寒い、私だけでなく、患者さんも 
「なかなか仕事がみつからない」。そんな話は新卒も卒業してかなり期間が過ぎた患者さんもたくさんおられて、きっと世の中が悪いと思うのだが、私にはどうすることもできないでいる。
外来で患者さんに雇って欲しいといわれたこともある。

丹羽先生のところではアトピーの患者を多数雇っているというが、うちではとても無理。患者さんを何とか助けてあげたいが、なにぶん収入が羽曳野病院で公務員していたときより少ないくらいが続いていて、生活に余裕がない。

医者はもうかるとみんなが思っているようで、「東京のマンションどうですか」とさかんに電話がかかってくる。ブランド品なんかひとつもない。車ももっていないので、もっぱら歩いている状況。作業着を着たきりスズメで、寝間着と併用している。昼食は毎日インスタントラーメンか残りご飯の焼きめし。銀行さんは私の所にやってきたことはない。定期にするほど貯金がないのを彼らはよく知っている。少ない貯金はスタッフの退職金も入っている。仕事を辞めても公務員のような年金はなく、体の続く限り働き続けるしかない。
 世の中は不公平にできている。そう理不尽にも。


 東京は、国会議事堂を残して、他の省庁は全部地方に分散させるべきだ。そう、和歌山には農林水産省をいただこう。



アレルギージョーク  とてもぶらっく

寒い朝、晴れどきどき不整脈、ところによっては「この胸のときめき」、もしかするとアナフィラキシーショック



2011年 1月16日(日) 当生、昭和26年8月5日生まれ、獅子座でRH(+)のO型
昨日からセンター試験か。

入試にはいろいろ思い出がある。昭和45年春、早稲田理工と東大理科2類を受けて、とりあえず合格、力試しの様なもので何をやりたいからと選んだ結論ではなかった。
その前の年は全共闘の安田講堂事件のおかげで東大入試がなかった。1学年上の竹中平蔵先生が一橋に行ったのはそのため。
                                          1.732
ただ私自身は間違いなく努力の人。頭のできは人並みに、いわゆるルート3。おごりはないが・・
伊藤ハムをやめて何もすることなく、医者になるかなと、昭和55年阪大を受験、共通一次もまずまずの成績かなと思っていたものの失敗、思い通りにいかないかということで、56年に再度阪大受験してなんとか合格。運がよかったということ、つきは実力ではない。とりあえず跳んで、着地、テレマークなしで。

なぐさめになっているか分からないが、アトピーは特殊技能と外来で何度も繰り返している。真面目すぎて、少し神経質で、本番で実力を発揮できないことがあるのもアトピー。そして、なかなか跳べないことも多いのがアトピー・・。エリカ・ジョングの「跳ぶのが怖い」を思い出した。


アレルギージョーク  とてもぶらっく

寒い冬、死人に口なし、患者にあぶらなし、医者は脳なし、そしておかまの看護師、鼻水をたれているのは誰



2011年 1月15日(土) 医療の自動販売機
夢をみた。いいか悪いか不明。

医療の自動販売機。
健康保険・年金のカードを挿入すると、

女のひとの声で、「どうしましたか」と質問され、「熱があって、体がだるい。・・・・」
長々といろんな問診、「それじゃ念のため血液検査と血圧を測っておきましょうか」といわれ、機械に手を突っ込む。

カードには過去のデータが全部入っている。いわゆる既往歴。いつごろからどんな状態で、どんな病気して、どんな薬を使ってきたかについて。

それで最後に帰ってきた返事は、「早く帰って寝た方がいいようね。ちゃんと食べるのよ。薬はいらないわ」。今回の検査データを受け取って、サヨナラ。費用は口座から。
実に親切で行き届いている。


アレルギージョーク   とてもぶらっく

はっ、はっ、はっ、はっ、とっても寒いよ、土左衛門(ドラエモン)全身しもやけ


2011年 1月14日(金) 体重83.5kg うさぎ年生まれということで、残念なことに今年還暦
いろんな理由で、ずっと書かずにそのままにしていた。

昨日からようやく新しいパソコンでホームページの操作ができるようになった。そのわけは、

昨年12月半ばに買って2年のDELLのデスクトップパソコン(Window XP professional)のハードがつぶれ、買って3年のダイナブックノート(Window vista)に一太郎の古いものをインストールしたらvistaがこわれてたちあがらなくなった。運が悪いと言うことかもしれないが、あまりにもひどい。
特にDELLはひどい。電話すると、修理しても直るとは限らないし、ハードデイスクは交換しますが、ソフトはそちらでと、そうするよりも新しいパソコンを買われた方がお安いですよと。
そういえば、この前買ったDELLのパソコンは5年保証をつけて、きっちり5年と1週間でハードが駄目になった。
外来でDELLを3台使っているが、2台は買って3年半、突然こわれて診察できなくなるのではと、毎日ヒヤヒヤしている。

新型インフルエンザをきっかけにアトピーが悪化した症例をずいぶん経験したが、相変わらず風邪をだらだらひいたまま全身かさかさで湿疹もひどい患者が多い。



ストレス一杯で風邪がよくならないということか、ブラックでも少しは笑い/ジョークは必要か

今年はスギ花粉が多く、多量に飛散(悲惨)するのは2月初めから、少量ながら昨年11月ころからすでにとんでいる。1月に入って、天気のよい暖かい日はいくらか多い。

アレルギージョーク

時は今、鼻水したたる弥生(睦月)かな スギよりほかに知る人はなし







2009年8月16日 今年で
8月5日、58歳。

2009年8月17日 
夏休み明け。本日より診察再開。
そろそろブタクサ花粉の季節。今年は本格的な夏がなく、雨が多いせいか、いろんな虫が多い。今頃毛虫がと変に思うが、プールに浮いている虫も多く、危険。
それにしてもボルトの記録には驚き、そのせいか眠い。

2009年8月19日 平和について。
79.5kg、以前よりかなり減ったが、最近徐々に増えている。危険。
患者にいつも言うこと。「平和と健康は、どちらも失って初めてありがたさがわかる。」

予防は難しい。面倒くさい。どうしても「今」のことばかり気にして、先のことが見えない。古代ローマのカエサルが言ったという「ヒトは見たいと思うものしか見えない」が、本当かもしれない。

新型インフルエンザにかかったという患者がいる。夏場のこの時期に広がるのなら、9月以降とても心配。タミフルが効かないタイプもいわれている。喘息など気道のアレルギーがあると特に注意した方がよいと、説明しているが、インフルエンザが広がっているのを知らない患者もいれば、全然気にしていない患者も。

目前のインフルエンザでこの状態。平和についての意識の低さについては・・・ま、仕方ないか。体重が減らないのと同じようなものか。

2009年8月21日 努力
また200で世界新、何事も才能と努力、願わくはドーピングでないことを。ウサンクサイ・ボルトでないことを。

ところで「入試については、今の時代、汗だけでどうにもなる」と、受験生の患者をみるたびにくりかえしている。人間の頭の出来は、もともとそんなに違わない。上手に勉強すれば、どこの大学でも簡単に入ると。
ところが、地道に汗をかくことをしないのが、今時の子供。

アレルギーのあるということは、特殊技能。
普通のヒトにダニを追い出そうとして過剰に反応しているなんて、なんとすばらしく進化した人類であることか。そんな進化したアレルギー人間も、努力しなければタダのヒト。

2009年8月23日 免疫低下
最近、蕁麻疹と単純ヘルペスがいつもより多い。そんなに暑くないのだが、やはり湿度が高いせいか、みんな夏ばて気味でいろんな意味で免疫が低下しているようだ。

低下した免疫を元に戻す方法はといえば、ぐっすり寝て、バランスよく食べて、ストレスをためないのがいちばん。というものの、どうしてもたまるのがストレスと不満、どうしてもたまらないのがお金。

単純ヘルペスは紫外線で誘発されることがあり、結構夏場によくできる。ヘルペスのアレルギーで口唇が湿疹になっている患者もよく受診する。

蕁麻疹も、最も多い原因は感染症のアレルギー。

疲れた体でいつまでも風邪気味の状態が続いているから、などというのが多いが、せっかくのお盆休みも休養どころか、1000円のおかげでかえって疲れがひどくなっただけ、蕁麻疹もひどくなって当然という感じ・・

2009年8月24日 とてもがっかりする言葉
なかなかよくならないということで当院を訪れた患者さんに、私がいろいろ一所懸命に説明して、さて最後に患者さんに「わたしは素人だからなにもわからない」と言われると、どうすることもできない。

なおりにくい慢性の病気の自分の症状を、一番よく知っているのは、自分。
病気の意味を説明されて、自分のものと照らし合わせて、一致するところと合わないところを拾い出して、治療の参考にするのがよいのだが・・

「医師は治る薬を出していればよい」というのは本当かもしれないが、必ずしも治癒するものばかりではなく、ある程度患者の努力や工夫がなければよくならないという病気も多い。アルコール性肝硬変なら酒は控えた方がよいし、糖尿病なら体重を減らして適度の運動も必要。
ダニが陽性なら掛け布団や毛布まで掃除機を掛ける必要があり、疲れてストレスがたまっているのなら、できれば早く帰って体を休めることも必要。

それができないからなんとかせいといわれて、さてどうしたものかというところで・・・
少なくとも何が原因でそんなふうになっていると理解すれば、原因を今はどうすることもできなくても、そのうちにきっといいことがある、と・・

2009年8月27日 (木) 9月の新学期にひどくなるアトピー性皮膚炎
新型インフルエンザにかかってから湿疹が悪化し、来院した患者が何人かいる。新しい抗原が体内入ったためか、皮膚症状が強い。

特に、紫外線で悪化する傾向があり、新学期が始まり、運動会の練習で一日中日光を浴びて悪化するのが懸念される。

それでなくても、例年9月の新学期になって悪化するアトピー性皮膚炎の女の子は多い。夏休みの間、ずっとエアコンの中で過ごしていたために、エアコンのない小学校は蒸し風呂と同じ。そこに、紫外線と運動会の練習の疲れが加わり、風邪などの感染症も併発して、一気に湿疹が悪化というパターン。

とくに、9月の早い時期に運動会をすませてしまおうという学校でひどい。

今年は本格的な夏がなく、いつもなら8月になると少なくなるはずのアセモが、だらだらと続いている。気温は高くないが、湿度が高くて蒸し暑く、むしろ夏ばてもひどい。そのぶん、新型インフルエンザが心配。

そのあとにくる致死性の鳥インフルエンザはもっと心配。日本の人口が半分くらいになる恐れも・・

2009年9月10日 (木) 晴れときどき後悔、多少湿りがち
患者の話にじっと耳を傾けるのが本来の仕事。
今日もどんなふうに説明したものかと考えながら、お互いの会話のキャッチボールしながら頭の中で要点をまとめている。

最近、問診票に患者の性格も記入するようにしてから、精神的/肉体的ストレスの状態をいくらか把握しやすくなっている。

ただ、都合の悪いことを初対面の相手、たとえ医者であっても、明かしたくないのが普通の人間。本当のところ、他人の頭の中を理解するのはなんと難しいことか。

ステロイドは嫌と言いながら、すぐに完全によくなることを期待する患者。話を聞けば聞くほど、どうすればよいのかと、ひそかに悩みながら、思わず心にもなく傷つけるような文言が口に出て、後悔の固まりとなる。トイレの中で失敗を思い浮かべ、どうにも読書も身が入らないことにもなる。

ブリジット・ジョーンズでもときどき切れそうになるのだからと、くよくよと・・・

2009年9月14日 また、たまっている、80kg
アトピー性皮膚炎、蕁麻疹はともかく、どんな病気であっても、悪くするものを一つあげろと言われると、前に書いたように「ストレス」ということになる。

そんなたまった患者のストレスをなんとかして減らそうと、今日もまた、患者にそっと暗示をかけたり、ちょっとおおげさにほめたり/驚いたりと、まさに自分でもドタバタもいいところ・・・

それでも、思いがけず、考えていた以上に効いたといわれると、これほどうれしい出来事はない。
何年もずっと腕がはれて重たいという女のひとに、ビタミンB2(ハイボン)、B6(ピドキサール)、シナールを処方しただけで、それが随分よくなった上に、便秘もましになったといわれ、シナールにそういえば、ビタミンCの他にパントテン酸カルシウムが含まれていることに気づき、パントテン酸が便秘にも効果があったかと納得した次第。
ステロイドを塗りすぎて顔が真っ赤の女の人に、化粧品をやめさせて、けいしぶくりょうがんよくいにんを飲んでもらったら、お互い思った以上によくなって、よくなったのが、化粧をやめたのがよかったのか、ステロイドをやめたのがよかったのか、漢方がよかったのか、ま、いいかと、結果よしは地球を救うという感じ・・・

9月にしては、「ずいぶんいい感じだな」「結構ましになっているなあ」などという言葉が、例年以上に多いかも。患者さんがいつもより調子がよいということ。
こんなハッピーなことはない。
私の体重を除いて・・・



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